段階欲求説
心理学者アブラハム・マズローの段階欲求説という説があります。
欲求には段階があって、低い欲求が満たされてはじめて、次の段階の欲求がでてくるというものです。
第一段階「生理的欲求」(食べたい、寝たいなど)
第二段階「安全欲求」(雨風をしのぐ家・健康など)
第三段階「社会的欲求」(集団に属したり、仲間が欲しくなったり)
第四段階「尊厳欲求(承認欲求)」(他者から認められたい、尊敬されたい)
第五段階「自己実現欲求」(自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなど)
この話は、ビジネス系のセミナーでモチベーションの話でよく引用されるんですが、講師の方が、
「欲求には段階があり、それをマズローと呼びます。まず第一のマズローは「生理的欲求」です。」
という感じに提唱者の名前マズローを「欲求の名前」と勘違いして説明をはじめた。
以来、私の頭の中では、欲求のことを「マズロー」ということにして生きています。