日々のあれこれ

勘違いが激しく、間の悪いおっさんが、面白とはなにか究明しながら成長していくサクセスブログエンターテイメントです。

ノートについて

毎日大学ノート見開き2ページで思考トレーニングをしています。

 

その流れを書いてみます。

 

①テーマを決める

テーマをまず決めます。テーマは、「気になること」。

気になることとは、

「感情が動いたこと」

「あれ?と思ったこと」

「疑問に思うこと」

「もやもやすること」

「悩み」

「よく考えてみたいこと」

「分析したいこと」

 こういうことをテーマに決めます。

毎日、「気になること」を一つ深く考える。ということを続けると1年で365個「気になること」をノートで考えることになります。

 

普通に生活していると、「気になること」は未解決なまま、何度も何度も気になり、すぐに忘る、ということを繰り返すのですが、日々、「気になること」を考えていくと、気になることの先にある

「自分の興味」

「自分が何を求めているのか?」

「自分が何をしたいのか」

 ということの輪郭がだんだんはっきりしてきます。

 

②なぜを繰り返す

次に、テーマについて「なぜ」と問いかけてみて、その回答をテーマの下に書いてみます。そして、その回答についてまた「なぜ」と問いかけ、もう一度、掘り下げます。大体3回から5回ぐらい「なぜ」を繰り返します。

そうすることによって、「気になること」が「なぜ気になるのか?」「本当は何が気になっていたのか?」「自分はどうしたいのか?」ということが見えてきます。

 

③仮説を立てる

なぜを繰り返した後、「ということは?」と問いかけて、自分の「気になること」に仮設を立ててみます。これは、正しい必要はなく、自分がなぜ、そのテーマが気になったのか?「仮説」を出してみる感じです。

「なぜ」を繰り返すと、だいたい「仮説」が思い浮かんでくるので、自然と出てくる仮説を書いてみます。

 

④自分の問題として考える

次に「ということは?」で出てきた仮説に対して「どうなる?」と問いかけて、自分の問題にします。具体的になる時もあるし、抽象的になることもあるんですが、仮説を推し進めてみます。

 

⑤行動に落としこむ

次に「どうなる?」で自分の問題にしたことに対して「どうする?」と問いかけて、具体的な行動にします。行動にしてしまうことで、テーマの「気になること」が一応解決します。

 

⑥持論にする

①~⑥で展開した流れについて「私はこう考える」と持論としてまとめます。毎日、自分の「気になること」を「私はこう考える」まで持って行くことによって、日々、自我が強化されます。「気になること」はほっておくと、いつまでも気になることで、あやふやなままですが、それに対して、「私はこう考える」という持論にすることで、「色んな考えがあるが、少なくとも自分はこう考えた」という小さな自信ができます。これが毎日毎日、1つずつ積み重なっていきます。1年で365個。3年で1095個です。

 

積み重なると相当な自信になります。人に批判されたり、上げ足を取られても、その日ノートで考察して、「私はこう考える」とそのことに対して、自分の考えを明確にするので、感情を引きずることもなく、必要な行動があれば、どうするか?具体的な行動になっています。やるべきことやどう考えるべきかが常に明確です。

 

⑦過去の事例

過去に似たようなことがなかったか?このテーマから、思い出す過去の出来事や経験を5つ書いてみます。今日展開したテーマを時系列で相対化することによって、客観的に俯瞰してみます。

 

⑧似た事例

社会の中で似た事例がないか5つ書いてみます。時系列で相対化した後に社会で相対化します。ここでも新たな気付きがあったり、客観的に捉え直すことをしてみます。

 

⑦と⑧を毎日繰り返すことで、なにか気になることがあった時に、時系列や社会と照らしあわせて相対的に検討する癖がついて瞬時にものごとを俯瞰して把握する力がついていきます。

 

⑨要約する

ここまでの流れを一度要約して、一言や、ひとつの文章で表現します。抽象化するトレーニングです。抽象化することによって、もう一段階本質にせまることが出来ます。

 

⑩体験談

体験談としてストーリー化してみます。人に話すときは、体験談としてストーリー化しないと伝わりにくいので、「抽象化」の次は「具体化」をします。

 

人に何かを伝えるときは「抽象化」「具体化」を行ったり来た入りしながら、体験談を交えて話す事が重要です。体験談にするときに「喜怒哀楽」を入れることを意識します。人は話を聞くときに話し手の「喜怒哀楽」に共感すると非常に集中して理解することができるので、そのくせをここで培います。

 

⑪例え話

わかりやすく本質を説明するために「例え話」にしてみます。似ている事例を出すことで、本質を取り出し、別のストーリーで語ることになりますので、伝える力、本質を表現する力がつきます。

 

⑫ギャグ

面白話にしてみます。面白く表現するトレーニングを日々、心がけることで、伝える力が飛躍的に高まります。

 

⑬客観化

父親だったらどう言うか?母親だったらどう言うか?また自分でキャラクターを作って、そのキャラクターにツッコミを入れさせたり、第三者の視点でテーマについて語らせます。さらに客観的に捉え直すことが出来、論理の弱いところや一人よがりなところが見つかったり、人に説明する時の疑問が予め分かるようになります。

 

⑭図解(追加)

テーマの内容を図にしたり、イメージにしたり、表にしたり、グラフにしたり、視覚化します。視覚化することにより、客観的になったり、伝えやすくなったりします。

 

まとめ

私は、この方法でノートを去年の6月から毎日書いています。大体ノートの見開き2ページがうまる感じです。

自分で自分の成長や能力を判断することは難しいのですが、自分比で考えると、自身が少しつき、人に何かを伝える力と勇気が少しついてきたと思っています。

 

2年ぐらいは続けてみて、どうなるか?自分で自分を見届けてみたいと思っています。