面白さについて
面白さについて考えました。
「あれなんだろう?」と思うことってありますよね?
私の知り合いが「この間、田中くんに壁ドンされた。」と言っていましたが、聞いた瞬間「それは、まず、無いな」と思いました。詳しく話を聞くとボロが出るんですが、いや、あんまり詳しく聞かなくても、少し聞くだけでボロが出ます。ボロを指摘しても更に面倒な嘘をつくだけなので、それ以上話を聞かないようにします。
なんで、そんな嘘をつくんだろう?と思いますが、そういう人って時々出没するので、
起ったことと自分の妄想の境界がぼやけているんじゃないだろうか?
と考えるようになりました。ものすごく注目を浴びたい、とか、自分をアピールしたいという気持ちがあって、その気持が強すぎて、現実と妄想の境界が霞んでしまうんです。
別の知り合いなんですが、私が「これ面白いよ」と教えた本をしばらくしてから、百発百中で私に「これ面白いよ」と自信満々で教えてくる人がいます。
私にとっては、本を誰に紹介されて、誰に紹介したか、は結構大切なので、よく覚えているんですが、その人は、「とにかく面白かったものは誰かれ構わず広めたい」という気持ちが強すぎて、情報の入手経路が霞んでしまうのかもしれません。
強い欲求は、時空を歪めるということです。
その強力な磁場を発生させる欲求を面白に変換する装置(たぶん形状はチップ)を開発し、脳に埋め込みます。